生協インターネットは、大学生協が運営する安心・安全のインターネットプロバイダーです。会員のお客様向けの情報を掲載しています。

迷惑メールブロックの設定

迷惑メールブロックの設定

【迷惑メールブロックサービスの初期設定】

迷惑メールサービス初期設定

迷惑メールサービスの初期設定は以下の通りです。

判断基準 生協インターネット標準ルールを使用する

初期設定では、明らかに迷惑メールと思われるメールのみを振り分けの対象とします。
迷惑メールとも知人からのメールとも判断の付かない、1,2行ほどのメールについても、振り分けの対象になります。

個人設定:迷惑メールブロック

迷惑メールブロックは、SINGS WebMail内の個人設定画面にて行います。(SINGSへのログイン手順

WebMail画面内の「個人設定」をクリックします。別ウィンドウにて「個人設定」の画面が開きます。「迷惑メールブロック」タブをクリックします。

迷惑メール設定は「判断基準(ルールの設定)」と「判断レベル(個人ルールのみ)」で行います。

以下、迷惑メールブロックに関する設定です。

判断基準

迷惑メールブロックサービスの利用可否を設定します。

設定 説明
有効にする 生協インターネット標準ルールを使用する(推奨) 生協インターネット事務局で独自に用意したルールに基づいて振り分けます。学習機能は備えていません。
※生協インターネット事務局宛に届くメールの中で明らかに迷惑メールと思われるメール(登録した覚えがないのに届くメールなど)を登録します。メールマガジンなどは迷惑メールとは判定しません。
個人ルールを使用する
(オリジナルルールで迷惑メールを判断)
現在SINGS WebMail内の「受信箱」および「迷惑メールフォルダ」より、「受け取りを許可するメール」「受け取りを拒否するメール」の個人ルールを作成します。 本項目を選択した際には、必ず下記「個人ルール」を参考に作業を行ってください。 (ルール作成が行われませんと、振り分けが一切行われません。また学習精度が低いと、意図したとおりに振り分けられません)
無効にする 迷惑メールブロック機能を無効にする 迷惑メールブロック機能を利用しません。「迷惑メールそのものが届かない」「専用のフィルターソフトで振り分けたい」「メールが誤判定され受け取れなくなると困る」などの場合に本設定にしてください。

※個人ルール→標準ルール→個人ルールの順に利用切り替えをされますと、個人ルールの学習内容が初期化さます。

● 「個人ルール」で迷惑メールを判断する基準

設定 説明
迷惑メールの可能性が[高][中][低]以上のメールを迷惑メールフォルダへ お客様が用意したルール(作成時点の受信箱・迷惑メールフォルダ内のメールを元に作成)に基づいて振り分けます。学習機能を備えています。
※ルールに基づく判定結果から、適切なフォルダに振り分けることで再学習を行います。
レベル 高(ゆるやか) [高]設定の場合、明らかに迷惑メールと判断されるメールだけを「迷惑メールフォルダ」へ振り分けます。(標準設定
中(普通) [中]判定の場合、概ね迷惑メールと判断されるメールを「迷惑メールフォルダ」へ振り分けます。
低(厳しい) [低]設定の場合、 どちらともつかないメールも「迷惑メールフォルダ」へ振り分けます。
メールヘッダに迷惑メール判定値を付ける メールの振り分けを行わず、迷惑メール判定値をヘッダとしてつけます。 判定値は「±数字」で表現され、負(マイナス)の値を持つメールが迷惑メールとして判定されたメールになります。

※レベル設定は、判断基準で「個人ルールを使用する」を選択した場合のみ有効です。

【ご注意】

  • 生協インターネット事務局より定期的にご案内している「Seikyou Topics」「迷惑メールブロック通知メール(希望者のみ)」は本機能で迷惑メールとして判定させることはできません。
  • 設定後に届くメールより、振り分け判定の対象となります。
  • ここで変更した情報は翌朝9時より反映となります。迷惑メールブロックサービスを無効とした場合は、翌朝9時以降再度迷惑メールフォルダをご覧いただき、振り分けされたメールが無いかどうかご確認ください。

【個人設定:個人ルール】

個人ルールを作成する機能です。

【ご注意】
初めて「個人ルール」を作成される場合、必ず本作業で基準となるルールを作成してください。本作業が無い場合、メールの振り分けを行われましても学習効果が得られません。 個人ルールは現在の「受信箱」と「迷惑メール」のフォルダに入っているメールを元に、基準となるルールを作成します。
この時点で「受信箱」「迷惑メール」のフォルダに基準となるメールが多ければ多いほど、初期状態でのルール完成度は高くなります。
逆に、

  • 極端に双方のメールフォルダにメールが少ない
  • 迷惑メールフォルダには大量のメールがあるが、受信箱にはメールが無い(逆も同様)

などの状態になると、ルールそのものは作成されますが、ルールとしては中途半端なものとなりますので、以降の学習作業に時間がかかることがあります。

● 個人ルール作成手順(1,基準となるルールの作成)

効果的に個人ルールを作成するためには次のようにしてください。
※普段メールソフトをご利用の場合は、メールソフトでメールを受信される前に本作業を行ってください。

  • 必要なメールを「受信箱」に、不必要なメール(迷惑メールと見なしたメール)を「迷惑メールフォルダ」に移動させておきます。 (それぞれメールが多ければ多いほど初期ルール精度は上がります。それぞれのフォルダには同程度のメールを用意してください。片方のみ量が突出していると誤判定することが多くなります)
  • 迷惑メールブロックの設定を「個人ルールを使用する」に変更します。(設定変更後、ウィンドウ右下「更新」をクリック)
  • 本画面(個人ルール作成画面)にて「作成」をクリックします。
  • 迷惑メールフォルダ内のメールを削除します。

以上の流れで、基準となる個人ルールが作成されます。(メールソフトで受信して頂いて構いません)

● 個人ルール学習手順(2,作成したルールの学習)

上記作業で作成された個人ルールは、作成時点では作成の元になったメールの情報しか持ち合わせていません。そこで、以降に届くメールについてWebMail上で操作を行うことにより、ルールを学習することができます。
なお、必ず本作業はメールソフトで受信操作をする前に行ってください
(先にメールソフトで受信を行うと、「迷惑メール」の学習がなされなくなってしまうため)
個人ルールの学習は、メールを「受信箱」・「迷惑メール」間で相互に移動させることにより自動的に行います。

メールの移動 結果
受信箱→迷惑メールフォルダ 移動したメールを迷惑メールとして学習します。以降届くメールについて、同内容のメール、内容が酷似したメール(表現、含まれる文字列など)を迷惑メールとして見なすようになります。
迷惑メールフォルダ→受信箱 移動したメールを安全なメールとして学習します。以降届くメールについて、同内容のメール、内容が酷似したメール(表現、含まれる文字列など)を安全メールとして見なすようになります。

振り分け作業が完了しましたら、「迷惑メールフォルダ」に入っているメールについては不要になりますので、削除してしまって構いません。 (放置していても1~2週間後に自動的に削除されます)

以降は、メールソフトで受信を行う前に、振り分け状況を確認して学習作業を繰り返してください。学習させたメールの件数が多くなればなるほど精度が上がります。(500~800件程度が学習の目安になります)

  • 迷惑メールにはある程度のパターンがあるため学習効果は高くなりますが、一般のメールは内容(文字列)が多岐にわたるため、受け取るメールによっては効果があまりでない場合があります。
  • メールマガジンなど、長文メールは迷惑メールとして見なされることがあるため、差出人メールアドレスが単一のものについては、「アドレス帳」をご活用ください。
  • 迷惑メールの中には、一見して迷惑メールとは分からないもの(間違いメールを装ったもの)や、迷惑メールと見なしにくい情報(各地の天気予報など)を混ぜたものなどがあります。これらのメールを学習させると、振り分け精度が下がることがありますので、学習はさせずに削除された方が良い場合もあります。

【ご注意】

  • 既に個人ルール作成済みの状態で、「再作成」を行うとそのときの情報を元に個人ルールが新規作成され、今まで使用していたルールが削除されます。作業は十分ご注意ください。
  • 生協インターネット事務局より定期的にご案内している「Seikyou Topics」「迷惑メールブロック通知メール」は本機能で迷惑メールとして判定させることはできません。

各種サービスの設定方法