2008年3月4日 電子メールサービスOutbound Port 25 Blocking導入
2008年3月4日各位生協インターネット事務局
電子メールサービスOutbound Port 25 Blocking導入について平素は生協インターネットをご利用いただき誠にありがとうございます。
近年、ウイルスメールやフィッシングメールをはじめとした迷惑メールがインターネット上での問題となっていますが、これらの迷惑メールのほとんどが、加入プロバイダのメールサーバを用いずに、他社プロバイダなどのメールサーバやウイルスに感染したパソコンを用いて送信されていると考えられています。
迷惑メールの送付に主に用いられる方式を防ぐための仕組みとして、「25番ポートブロック(OP25B:Outbound Port25 Blocking)」(※1)があります。
国・業界団体(※2)では「OP25B」のプロバイダでの導入を方針としており、生協インターネットでも方針に基づき2008年4月1日11:00より「OP25B」の導入を実施いたします。「OP25B」の導入実施に伴いお客様の利用状況によっては、影響を受け、メールソフトの設定をしても、うまくメール送信ができない場合があります。その場合、別途専用の設定をしていただくことでメールが利用できるようになります。
●OP25B:Outbound Port25 Blocking 導入実施日
2008年4月1日11:00より●影響を受けないケース
生協インターネットに(フレッツサービス、ダイヤルアップなどで)接続し、生協インターネットの提供するメールサーバ(***.seikyou.ne.jp )を用いてメール送信をする
※生協インターネットが、マニュアルやWebサイトなどでご案内している電子メールのご利用手順で設定・ご利用の方は、OP25Bによる影響を受けません。●影響を受けるケース
1)生協インターネットに(フレッツサービス、ダイヤルアップなどで)接
続し、企業・大学・他社プロバイダなどのメールサーバ(生協インター
ネット以外のメールサーバ)を用いてのメール送信
2)生協インターネットのメールサーバを使用せずに、直接メール送信をす
るソフト
(例:Webカメラ付属のメールソフトや、タイマー送信できるメールソフト
など)
3)自宅サーバーを設置し、生協インターネットのメールサーバを使用しな
い、メール送信なお、生協インターネットでは2009年10月1日を目処にSMTP送信認証への移行を予定しております。これにより、迷惑メールの中継等、第三者によるメールサーバの不正利用を防ぎ、システムの安定性を高めると共にお客様のセキュリティを確保致します。
SMTP送信認証への移行につきましては、準備が整い次第改めて生協インターネットのWebサイトなどでご案内致します。◆参考情報
※1
OP25B:Outbound Port25 Blocking迷惑メールの多くは、発信元の特定を困難にするため利用中のプロバイダーのメールサーバを経由せずに、ウイルスに感染したパソコンを用いての送信や、直接送信を行います。このようにして送信されるメールを阻止して、迷惑メールの送信を防止するのが、OP25B(Outbound Port25 Blocking)と呼ばれる仕組みです。
OP25Bは、迷惑メールの送信を防止するだけでなく、不正アクセスやウイルス感染などによる「利用者の意図しない大量メールの送信」「パソコン内の個人情報の流出」などの防止にも効果を発揮いたします。
通常の電子メールのご利用にはOP25Bの影響はございません。OP25Bの導入
も多くの方はメールソフトの設定などを変えることなく、そのままご利用になれます。
- ※2
総務省- http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html
- 経済産業省
- http://www.meti.go.jp/policy/consumer/contents1.html
- JEAG(Japan E-mail Anti-Abuse Group)
- http://jeag.jp/
- (財)日本産業協会
- http://www.nissankyo.or.jp/
- (財)日本データ通信協会
- http://www.dekyo.or.jp/soudan/top.htm
以上本件についてのお問い合わせ先:
support@seikyou.ne.jp